約15年ぶりに病院を受診した体験についてお話しします。
今回の受診は、みぞおちの違和感が3ヵ月以上続いたことがきっかけでした。
以前から面識があった、鍼灸師会の新年会で東洋医学の深い知識を披露されていたE先生を頼り、豊島区にあるE医院を訪れました。
E先生は、O-リングテストを専門とされており、この診察法で私の不調の原因を探ってくださいました。
診察の中で、私はO-リングテストの創始者である大村先生が逝去されたという話をE先生から聞きました。
そのO-リングテストの結果、私にはツムラ14番という漢方薬が合うとわかり、早速試すことになりました。
この記事では、診察・漢方薬の費用から、西洋医学と東洋医学を融合させたE先生のプロフィール、O-リングテストがなぜ得意なのか、
といった診療の様子を詳しくご紹介します。どんな患者にも寄り添うE先生の懐の深さ、以前の受診との比較、そして西武池袋線沿線にお住まいの方にE医院をおすすめする理由についても触れていきます。
この記事のポイント
- O-リングテストを考案した大村恵昭先生が逝去したという事実
- O-リングテストを日々の診療に取り入れている医師がいること
- O-リングテストを用いた具体的な診察方法や、それに伴う費用
- O-リングテストの今後の普及に対する医療従事者の見解
O-リングテストの大村先生が逝去
15年ぶりに病院を受診
3ヵ月前から続くみぞおちから左季肋部の違和感に悩まされ、およそ15年ぶりに病院の門をくぐりました。
最後に病院に行ったのは、ひどい腹痛に襲われた時で、その際は「腸がねじれた」と診断されました。
今回の受診先は、以前にもお世話になった豊島区のE医院です。長年の不調が続いたため、昔の経験を思い出し、信頼できるE先生の元を訪れることにしました。
E医院は、西武池袋線の椎名町駅と東長崎駅のちょうど中間に位置しています。
みぞおちの違和感をO-リングテストで診察
今回の受診で、E先生はまず、血圧を測定しエコー検査の後O-リングテストという独自の検査法を用いて私の体を診てくださいました。
O-リングテストは、患者の指に特定のツボや臓器に対応する刺激を与え、指で作った輪の力の変化で病気の原因や適した治療法を探るものです。
私の場合は、みぞおちに反応が見られました。そこで、E先生はツムラ14番(半夏瀉心湯:はんげしゃしんとう)という漢方薬でテストを行うと、指の力が保たれたため、その漢方薬が私に合っていると判断されました。
先生は、この不調がストレスか、最近受けた歯科治療のいずれかが原因ではないかと推測し、まずは1ヵ月この漢方薬を服用してみて、変化がなければ胃カメラでの検査を提案されました。
鍼灸師会の新年会でE先生と再会
E先生とは以前から面識がありました。私は鍼灸師であり、豊島区鍼灸師会の会員です。
先生は、豊島区医師会の学術部長を務めていた時期があり、鍼灸師会の新年会に来賓としてお招きしたことがあります。
新年会は、本来、鍼灸の素晴らしさを広めるための場なのですが、E先生の東洋医学の知識は非常に深く、参加している鍼灸師たちを上回るほどでした。
そのため、新年会はE先生の東洋医学と西洋医学に関する講演会のようになり、大変有益な時間となりました。
このような交流を通じて、先生の知識と人柄に信頼を寄せていました。
O-リングテストでE先生が語った大村先生逝去
O-リングテストによる診察中、E先生は考案者の大村恵昭先生が最近亡くなられたことを話されました。
大村先生は長年にわたりO-リングテストを研究・普及されてきましたが、その学会の構造が複雑で閉鎖的になりすぎたため、広く浸透しにくい状況にあったそうです。
E先生は「ご逝去は残念だが、これで少し進展するのでは」と、今後のO-リングテストの普及に期待を寄せるような言葉を呟かれていました。
尊敬する師の死を悼みつつも、その技術がより多くの人に届くことを願う、先生の医療に対する真摯な姿勢が伝わってきました。
漢方薬を試すことに

みぞおちの違和感の原因を特定するため、E先生はまず漢方薬による治療を提案しました。
O-リングテストの結果、私に適合すると判断されたのは、ツムラ14番の漢方薬でした。
先生は、この不調の原因はストレスか、最近受けた歯科治療のいずれかではないかと推測しています。
そのため、まずは1ヵ月間、この漢方薬を服用してみて様子を見ることになりました。
もし、漢方薬を服用しても症状に変化がない場合は、より詳細な原因を探るために胃カメラ検査を検討することになりました。
このように、いきなり侵襲性の高い検査をするのではなく、まずは体に優しい漢方薬から始めるという、患者の負担を考慮した先生の診療方針がうかがえます。
診察・漢方薬の費用

今回の受診にかかった費用は、診察料と漢方薬代を合わせて3割負担で合計3,200円でした。
内訳は、E医院での診察費用が1,100円、隣接する処方箋薬局で購入したツムラ14番(漢方薬)が2,100円です。
この費用はあくまで3割負担の場合であり、自己負担割合によって金額は変動します。
漢方薬が処方されると、通常は診察料とは別に薬代がかかるため、合計金額を把握しておくことが重要です。
信頼できる町医者と大村先生考案のO-リングテスト
E先生のプロフィールと専門分野
E先生は、東京慈恵会医科大学を卒業後、聖路加国際病院や東京慈恵会医科大学で内科の研修を積まれた、西洋医学のスペシャリストです。
日本内科学会認定医・総合内科専門医の資格をお持ちで、内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科など、内科全般にわたる深い知識と経験を持っています。
また、30年以上小児科の診療にも携わっておられます。
西洋医学だけでなく、漢方を中心とした東洋医学や、整体、理学療法、アーユルヴェーダなど、生体の根本から病気を治すことを目指しているのが特徴です。
予防医学にも力を入れており、食事や運動、心のケアといった指導も行っています。
さらに、千島学説やソマチッドの研究、UFO問題の探求など、ユニークな活動にも取り組まれており、「病は気から」という考えのもと、あらゆる不調の相談に応じてくれる懐の深い先生です。
E先生の得意な0-リングテスト
E先生の診療における最大の特徴の一つが、O-リングテストです。
これは、東洋医学と西洋医学の知見を融合した検査法で、指の筋力反応を通じて体内の不調箇所や、その不調に合う治療法を特定するものです。
具体的には、患者が指で輪(O-リング)を作り、先生がその輪を外そうとしたときに、その力がどのくらい保たれるかを診て診断します。
特定の物質(薬、食品、病原体など)を手に持つことで、指の力が変化するため、何が体に合っていて、何が合わないのかを客観的に判断することができます。
E先生は、平成6年からこのテストを日常診療に取り入れており、長年の研鑽を積んだ結果、患者の体質や不調の原因を的確に見抜くことが可能になっています。
これにより、薬の相性を事前に確認したり、根本的な原因を探ったりすることで、より効果的な治療に繋がります。
E先生はなぜ東洋医学に詳しいのか
E先生は、西洋医学の専門家でありながら、東洋医学にも深く精通しています。その理由は、長年にわたる探究心と幅広い学習にあります。
先生は、西洋医学の知識に加え、生体の根本から病気の原因を考えるという哲学を持っています。
そのため、漢方を中心とした東洋医学だけでなく、整体や理学療法、アーユルヴェーダといった分野を学び、診療に取り入れています。
さらに、千島学説やソマチッドの研究など、多くの西洋医学の医師が関心を持たないような分野にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。
これらの分野は、一般的な医学界では異端と見なされがちですが、先生はそれらを探求することで、西洋医学とは異なる視点から深い洞察を得ています。
これらの多岐にわたる知識と学びが、先生独自の深い洞察力と東洋医学への理解を形成しているのです。
これらの学びを通じて、「病は気から」という考えを実践し、心と体の両面から患者の健康をサポートしているのがE先生の大きな特徴です。
以前の受診と今回の受診
E医院を訪れたのは、今回が約15年ぶりになります。以前に受診したのは、激しい腹痛に襲われた時でした。
その際、先生は「腸がねじれたのでしょう」と診断し、肥田式強健術という健康法を学ぶようにアドバイスをくださいました。
これは、体に負担をかけず、自然治癒力を高めるための考え方です。
そして今回、3ヵ月続くみぞおちの違和感で再び先生の元を訪れました。前回の腹痛が一時的なものであったのに対し、今回の不調は慢性的なものであり、先生はO-リングテストでみぞおちに反応を見つけ、ツムラ14番という漢方薬を提案しました。
この2つの経験から、E先生が患者の症状や状態に合わせて、西洋医学的な診断だけでなく、生活習慣や東洋医学的なアプローチを柔軟に使い分けていることがよくわかります。
変わった患者さんを診てくれる懐の深さ
E先生は、どのような患者に対しても温かく向き合ってくれます。
私がこれまでに何人かの知人を紹介しましたが、その中には健康診断で大腸がんの疑いを指摘されて不安になっていた女性や、宇宙人と遭遇した話や平安時代にタイムリープした経験を語る、少し変わった方もいました。
紹介した際に「変わった人ばかりですみません」と謝ると、先生は笑顔で「うちは変わった人ばかりですから」と答えてくれました。
この言葉は、どんな個性を持った人でも受け入れる先生の大きな器と、患者一人ひとりに寄り添う姿勢を表しています。
単に病気を治すだけでなく、患者の心にも寄り添い、安心感を与えてくれるE先生の人間性が、多くの人から信頼されている理由の一つです。
西武池袋線沿線ならE医院がおすすめ
西武池袋線沿線にお住まいで、内科系の不調を抱えている方には、E医院をおすすめします。
特に、薬の相性を事前に知りたい方や、漢方薬をはじめとする東洋医学に興味がある方には最適なクリニックです。
E先生は、西洋医学と東洋医学の双方に精通しており、O-リングテストという独自の診断法で、個々の患者に最適な治療法を見つけてくれます。
場所は椎名町駅と東長崎駅の中間にあり、アクセスも便利です。長年の経験と幅広い知識を持つE先生の診療は、単なる病気の治療にとどまらず、患者の心身全体の健康をサポートしてくれるでしょう。
ただし、先生にご迷惑がかからないよう、このブログ記事では「E先生」と記載しているため、診療希望の方は、当院受診時に私(さんぺい)にご相談ください。
O-リングテストの創始者である大村先生が逝去
- みぞおちの違和感のため15年ぶりにE医院を受診した
- E医院のE先生とは、以前鍼灸師会の新年会で面識があった
- E先生は豊島区医師会の学術部長を務めていた
- E先生の東洋医学の知識は鍼灸師をも上回るほど深かった
- 診察ではE先生が得意とするO-リングテストが用いられた
- O-リングテストでみぞおちに反応が見られた
- テストの結果、ツムラ14番の漢方薬が適合すると判断された
- 不調の原因はストレスか歯科治療ではないかと推測された
- 1ヵ月漢方薬を服用して変化がなければ胃カメラ検査を検討することになった
- E先生からO-リングテストの創始者である大村恵昭先生が逝去したことを聞かされた
- E先生は、複雑化した学会が今後進展することに期待を寄せていた
- 診察料は1,100円、漢方薬代は2,100円(いずれも3割負担)であった
- E先生は西洋医学の専門医でありながら、東洋医学にも精通している
- 千島学説やソマチッドなど、一般的な医学界では異端とされる分野にも関心が高い
- E先生は、変わった患者でも温かく受け入れる懐の深い人柄だ
- 西武池袋線沿線で内科系の不調を抱える人にはE医院が推奨されている